ガム容器で特許取得 苫小牧高専専攻科卒業の4人
- 2025年3月29日
苫小牧工業高等専門学校専攻科を今月卒業した宇野慎太郎さん(22)、松村碧陽さん(同)、水野太貴さん(同)、鳥濱来央さん(同)が在学中、授業の一環で開発した「脱ガムポイ捨てガムボトル」が特許を取得した。ガムを入れる箱と、かみ終えた後に捨てる箱を一体化した容器で昨年2月、全国的な発明コンテストで優秀賞
苫小牧工業高等専門学校専攻科を今月卒業した宇野慎太郎さん(22)、松村碧陽さん(同)、水野太貴さん(同)、鳥濱来央さん(同)が在学中、授業の一環で開発した「脱ガムポイ捨てガムボトル」が特許を取得した。ガムを入れる箱と、かみ終えた後に捨てる箱を一体化した容器で昨年2月、全国的な発明コンテストで優秀賞
苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は、東胆振や日高などの取引先企業を対象に実施した、2025年経営見通しのアンケート結果をまとめた。回答した237社のうち、自社の業況を「悪い」と答えた企業が43・4%の103社に上った。前年の調査と比べて0・7㌽改善したが、DI(「良い」から「悪い」を引いた業況判断指
胆振総合振興局は26日、胆振管内の高校生を対象に「ものづくり企業現場見学会」を開いた。苫小牧工業高校の生徒1人と鵡川高校の3人が付き添いの教員と共に苫小牧市内の企業2社を訪問し、実際の作業を真剣な表情で見詰めた。王子町の王子製紙苫小牧工場内で設備メンテナンスなどを手掛ける王子エンジニアリングでは、
小学生の帰宅時刻を知らせる苫小牧市の案内放送が4月1日、機械による音声案内から「夕焼け小焼け」の音楽に変わる。メロディーに乗せて苫小牧東高校放送局の生徒が帰宅を促すアナウンスをする。 新しい放送は防災行政無線のスピーカーを使い、市内125カ所で実施。市が月ごとに定めている小学生の帰宅時刻の10分
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は30日、新千歳―新潟線、新千歳―福岡線に新規就航した。FDAが新千歳発着便に新規就航するのは、2017年3月以来8年ぶり。観光需要の増加を見込んでいる。新潟線は1日2往復、福岡線は同1往復。使用機材は小型ジェット機エンブラエル(76~84席)で、日本航空
苫小牧市教育委員会の福原功教育長(65)は、31日付で退任した。2022年度から3年間の任期を終え、「今後は一市民として、まちの発展を願っている」と期待を込めた。苫小牧工業高等専門学校を卒業後、1980年に市役所入り。産業経済部長、総合政策部長、副市長を務めた経験から、市教委や学校には「世の中、国
苫小牧中央ライオンズクラブ(LC、久保真一会長)は29日、苫小牧市福祉ふれあいセンターで、発達支援を要する子どもを対象としたスポーツとレクリエーションの体験イベントを開いた。子どもたちは目を輝かせながらテニスや体幹トレーニング、テレビゲームなどを楽しんでいた。 同LCのNOILS支部、ACT支部
苫小牧第一観光ハイヤー(苫小牧市有明町)は、タクシー4台を増車して39台体制とした。市内では繁華街を中心にタクシー不足が続く中、週末夜などの需要増に対応したい考えだ。 トヨタ自動車のユニバーサルデザイン(UD)タクシー車を、2、3月にそれぞれ2台ずつ増やした。導入費は約1100万円で、1日当た
2025年度の苫小牧市民文化芸術振興助成事業について、市民文化芸術審議会は30日までに、申請があった16件すべての助成を認めた。うち4件は条件付き内定とした。同事業は、市内を活動拠点とする団体などが広く市民を対象に開催する文化芸術イベントに対し、経費の50%を50万円を上限に助成する。 承認さ
苫小牧市サンガーデン(末広町)は1~20日、隣接する市立中央図書館玄関前のエゾヤマザクラ(樹齢推定100年)の「開花予想クイズ」を実施する。1輪でも咲いた時点で受け付け終了となる。 参加希望者は来館の上、サンガーデン事務室の外に設けた投票箱に、開花予想日を記入した用紙を入れる。投票は1人1枚で、
東京商工リサーチ北海道支社は、2024年の道内企業の「社長の年齢」調査結果を発表した。平均年齢は63・20歳で、前年より0・02歳伸びた。「70代以上」が全体の33・48%と最も多く、社長の高齢化が鮮明になっている。 社長の年代別では、最多の「70代以上」に続いて「60代」(28・58%)、「
反撃ののろしとなる1点目を挙げたFWマッキンタイア=30日、ネピアアイスアリーナ アイスホッケーアジアリーグ2024―25は、29、30両日、苫小牧市のネピアアイスアリーナでレッドイーグルス北海道対HLアニャンのプレーオフの第1、2戦が行われ、いずれも延長戦にもつれ込む激戦を展開。レッドイーグルス北
初戦に続き、延長戦にもつれ込んだ第2戦。レッドイーグルス北海道は、延長開始1分半に、DFハリデーがスピードに乗ったFWマッキンタイアへパスをつなぎ、右サイドからドライブしてシュート。走り込んでいたFW髙木が、相手GKのはじいたパックをゴールへ押し込み決勝ゴールを決めた。「ボビーがいいドライブに行
第42回苫小牧民報社杯争奪C級アイスホッケー大会最終日は30日、ネピアアイスアリーナで決勝が行われ、ニシムラ塗装が7―3でナラサキスタックスを下して2年連続優勝した。ニシムラ塗装は第1ピリオドに多田が2得点。その後も着実に加点し7得点でナラサキスタックスを突き放した。ナラサキスタックスは藤浪、高
高校スピードスケートの今季の各種大会が終了した。駒大苫小牧のスケート部員たちは来季の大会へ向け、すでに一から陸上で体つくりを始めている。同部は3年生の5人が引退。来季は新3年生が2人、2年生の5人に加え、新入生が5人入部する予定。田畑真紀監督は「一人一人が精いっぱい頑張り、自己ベストを更新した。最
【サンモリッツ(スイス)時事】スノーボードの世界選手権は28日、スイスのサンモリッツでビッグエアの決勝が行われ、女子は村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が162・50点で優勝した。2位に入ったスロープスタイルに続き今大会2個目のメダルで、世界選手権で自身初の金。岩渕麗楽(バートン)が2位、深田茉莉(ヤ
第19回全日本少年アイスホッケー大会中学生男子の部第3日目は28日、釧路市の釧路アイスアリーナで準決勝が行われ、苫小牧選抜は7―2で札幌選抜を下して決勝に進出した。苫小牧選抜は2連覇を懸けて29日に釧路選抜Aと対戦する。
第20回風越カップ全日本少年アイスホッケー大会(小学生の部)は28日、軽井沢風越公園アイスアリーナで第2日目が行われ、苫小牧選抜は予選D組で中四国選抜を16―0で破った。苫小牧は同組1位の座を懸けて29日に東京都選抜と対戦する
元農林水産相で苫小牧の岩倉組アイスホッケー部選手だった田名部匡省(たなぶ・まさみ)さんが26日、敗血症性ショックのため青森県八戸市の病院で死去した。90歳だった。 田名部さんは岩倉組のDFとして活躍し、選手として五輪にはスコーバレー(1960年)、インスブルック(64年)両大会に出場。札幌大会
【ニューヨーク時事】米大リーグ機構は28日、今季開幕時のメジャー登録枠に入った米国外出身選手が265人だったと発表した。日本選手は6番目に多い12人。計18カ国・地域の選手がメジャー枠に入り、全体の27・8%となった。 出身地別の最多はドミニカ共和国の100人。球団別ではアストロズと、ダルビッ
○…初めて開幕投手を務めた日本ハムの金村は、堂々としていた。ボールが先行しながらも三回までは安打を許さず。三塁に走者を背負った五回は、古賀悠を落ちる球で空振り三振に仕留めた。「緊張したが、点を取られても(味方が)取ってくれると信じていた。楽に投げられた」と話した。味方の好守にも支えられて9回を投
白老町のアイヌ工芸作家が手掛けた木彫り熊をモチーフにしたグミ「くまグミ」が、国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)内のミュージアムショップで人気を集めている。商品化を仕掛けたのは、札幌市在住のコーディネーター・中屋真智子さん(47)。「若い世代にも木彫り熊の伝統をつなぐきっかけになれば」と期待している。
白老町の新入学児童へのお祝いに、町内の複数団体が28日、町役場や町教育委員会を訪れ、それぞれ記念品を寄贈した。町教委によると、4月に町内4小学校に入学する新1年生は53人(3月27日時点)。貨物運送企業13社でつくる白老貨物運送事業社協議会(大頭和彦会長)は交通安全の夜光反射材付きランドセルカバー
都市部の小学生や保護者が第1次産業の生産者の元で自然に触れながら食や命の大切さを学ぶツアー「ポケマルおやこ地方留学」が27日から30日まで、厚真町本町のDino旅館を拠点に実施されている。岩手県花巻市の雨風太陽が主催し、東京都や千葉県、福岡県から6家族16人が参加。同町では28日、親子でサケの身をさ
アイヌ民族文化財団(札幌市)の伝承者育成事業に2年間参加し、平取町でアットゥシ織りの技術を学んだ河岸洋美さん(59)=白老町石山=の作品が4月半ばまで、白老アイヌ協会の事業拠点ノシキ=同大町=に展示されている。河岸さんは同協会の会員で、刺しゅう・革工芸作家。2023年5月から25年2月まで、アイ
政府は31日、南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を公表した。専門家らが集まった作業部会でまとまったもので、東日本大震災と同じマグニチュード9クラスの地震が発生すると、津波や建物倒壊により最悪のケースで約29万8000人が死亡。経済的な被害・影響額は292兆2000億円に上る。国難とも言える災害だけ
乳幼児がいる困窮世帯の約半数が紙おむつを買えなかった経験があると答えていることが、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京都千代田区)の調査で分かった。粉ミルクが買えなかった経験も約4割に上った。 調査は昨年6~8月、3歳以下の子がおり、同団体から支援を受けた経験がある家族など18
中谷元防衛相は30日、ヘグセス米国防長官と防衛省で会談し、自衛隊と米軍の指揮統制連携の向上を確認した。在日米軍司令部の統合軍司令部への格上げについて、ヘグセス氏は共同記者会見で「第1段階を開始した」と表明した。日本の防衛費について、さらなる増額は話題に上らなかった。中谷氏は会見で「同盟の抑止力・
東京都は漁業関係者と連携し、伊豆諸島沖などで水揚げされる魚の付加価値を高め、「東京の魚」としてブランド化を進める方針だ。クロマグロやキンメダイといった高級魚を中心に、鮮度維持への取り組みを強化し、都の魚をPRしていく。太平洋のマグロは、資源量が増えてきたことから、漁獲枠が拡大されており、都に属する