戦後80周年 新たな取り組みも 苫小牧市の非核平和事業 平和ポスター募集や長崎の被爆者講話
- 2025年5月17日
苫小牧市は戦後80年の節目を迎える今夏、戦争の記憶を次世代につなげるための非核平和事業を計画している。長く継続してきた中学生の広島派遣や原爆パネル展などに加え、子ども向けの平和ポスターコンテストや、長崎市の被爆者を招いた講話を新たに計画している。 戦後80周年事業として行う平和ポスターコンテス
苫小牧市は戦後80年の節目を迎える今夏、戦争の記憶を次世代につなげるための非核平和事業を計画している。長く継続してきた中学生の広島派遣や原爆パネル展などに加え、子ども向けの平和ポスターコンテストや、長崎市の被爆者を招いた講話を新たに計画している。 戦後80周年事業として行う平和ポスターコンテス
苫小牧東部地域(苫東)の工業用地を分譲する株式会社苫東の第28回経営諮問委員会(委員長・寺島実郎日本総合研究所会長)が16日、札幌市内のホテルで開かれた。次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳進出を追い風に、苫東の2024年度分譲収入は過去最高の見通しとなる中、会議後に記者会見した寺島委員長は「北海
新聞はもちろん、テレビやSNSなどでも紹介され苫小牧の名物飲食店として連日行列の絶えない人気店「マルトマ食堂」(苫小牧市汐見町)。今も店に立てば親しみを込めて客から「マスター」と呼ばれ、笑顔で応える。樺太(サハリン)生まれ。引き揚げ後、幼少期を秋田県で過ごした。その後、林業を営む父の市五郎さんの「
苫小牧危険物安全協会(原英之会長)の2025年度定期総会と創立60周年式典が15日、表町のグランドホテルニュー王子で開かれた。来賓や会員ら77人が出席し、節目を祝った。同協会は1965年創立。危険物施設を持つ市内184事業所が加入し、適切な維持管理と取り扱いに関する研修を行っている。原会長は「環
今回の特集展示では、苫小牧とゆかりがある8人が手掛けた計11点の書作品をご覧いただきます。このうち、最も多い3作品を取り上げている桑原翠邦(1906~95)について紹介します。 桑原翠邦は帯広町(現・帯広市)に生まれ、「現代書道の父」とも称された比田井天来に師事しました。東宮御所(現・赤坂御所)
今年度の活動計画を協議する出席者 苫小牧市内のボランティア団体でつくる市ボランティア連絡協議会(伴辺久子会長)は14日、市民活動センターで定期総会を開いた。組織団体の代表者ら21人が出席し、今年度もカレンダーのチャリティー即売会を行うことを決めた。 伴辺会長は「楽しくなければボランティア活動は続
苫小牧市は26日まで、7月27~30日の3泊4日で行う2025年度の小中学生「こども研修事業」の参加者を募集している。今年度は市が将来構想で掲げる人工知能など最新技術を駆使したまちづくり「スマートシティ」と、市民が歩きたくなるまちづくり「ウオーカブル」の先進的な例として東京と水戸市を訪問する。
エア・ウォーター・ライフソリューション(札幌市)は16日、苫小牧市若草町の苫小牧営業所で、灯油タンクローリーや洗浄機の展示会を初開催した。市内でLPガスや灯油を取り扱う事業者や団体などの関係者ら45人が訪れ、タンク洗浄車などをつぶさに見学した。グループ会社の北海道車体(北広島市)が製造販売する灯油
苫小牧市男女平等参画推進センターは今月から全5回の連続講座「現代版ジェンダーの『はて?』を解き明かす」を開催する。講話や参加者同士の対話を通し、自身や社会の中にある「女性(男性)はこうあるべき」という思い込みに目を向ける。初回はメディアにおける表現をテーマに、22日午後1時半~同3時半、同センター
連休中、2本の映画を見た。まず5月4日、札幌のTOHOシネマズで「教皇選挙」。130人を超えるカトリックの枢機卿が世界から集まり、次のローマ教皇を互選するコンクラーベがバチカンで開催されることになった。フランシスコ教皇の死により一転して超話題作に浮上した作品をどうしても大スクリーンで見たくなり、思
特殊詐欺を未然に防いだとして苫小牧署は15日、北陸銀行苫小牧支店の石川良平支店長(49)に署長感謝状を贈った。同署などによると、4月21日午後2時半ごろ、80代男性が現金45万円を引き出すために同行を訪れた。男性はATMに向かう前に窓口で「詐欺かもしれない」と行員に相談。報告を受けた長田俊介融資課
第64回春季北海道高校野球大会室蘭支部予選第5日は16日、とましんスタジアムでAブロックの準決勝2試合が行われた。前回まで11大会連続支部代表の駒大苫小牧は2―8で大谷室蘭に敗れた。苫小牧中央は4―2で静内をかわし、代表決定戦に進んだ。駒大苫は終盤に突き放された。四回2死一、三塁で鈴木が右前に先制
アイスホッケーアジアリーグ、レッドイーグルス北海道の新社長に就任した飯塚靖氏と前社長の竹俣一芳氏が16日、苫小牧民報社を訪れた。飯塚氏は早めにチームに慣れながら貢献していく考えを示し「大きく育てていきたい」などと抱負を述べた。飯塚氏は東京都出身で、今月1日付で社長に就いた。「なるべく早くチームに
アイスホッケーのアジアリーグは16日、東京都内で記者会見を開き、2025~26シーズンの開催概要について説明。この中で新チーム「スターズ神戸」が同シーズンより、リーグに参戦することを発表した。25~26シーズンは既存のレッドイーグルス北海道、東北フリーブレイズ、栃木日光アイスバックス、横浜グリッ
第78回北海道高校ソフトテニス選手権大会兼第75回全国高校ソフトテニス選手権大会北海道予選会室蘭支部予選大会は16日まで、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で行われた。男女の個人、団体戦を展開。団体戦では男子の苫小牧工業、女子の登別明日、個人では男子の加藤虎牙・関悠陽組(大谷室蘭)、女子の眞浦ゆず・坪江優芽
幕内では自身初の6連勝。盤石の相撲内容に伯桜鵬の充実ぶりがうかがえる。鋭く踏み込んで左を差し、宇良を組み止めて前に出る。「土俵際の柔らかさも頭に入っていた。丁寧にできた」。業師に隙を見せることなく寄り切った。快進撃は新入幕で優勝を争った2年前の名古屋場所を想起させるが、本人はそう捉えていない。「全
4連敗中だった巨人を、吉川が救った。1点リードを許した直後の八回裏。継投で逃げ切りを図った中日から、今季1号の逆転3ラン。東京ドームに歓喜の声が響いた。 代打中山の二塁打と泉口の四球で2死一、二塁。救援したばかりの斎藤が投じた内角高めのスライダーを、力強く引っ張った。高く上がった打球が右翼ポー
▽…若隆景が反応の良さを生かした。高安との小結対決。右からかち上げ、突っ張って出てきた相手をさっといなす。すかさず後ろにつき、「タイミング良く、体が動いた」と振り返った。 初日は横綱豊昇龍の鋭い出足に屈したが、大関琴桜を破るなど、2日目から5連勝。優勝経験がある元関脇は「体の動き自体はいいんじ
スポーツクライミング女子複合で2021年東京五輪銀メダルの野中生萌が、埼玉県新座市に自身のクライミングジムをオープンさせた。「老若男女、誰でもクライミングを楽しめる場所にしたい」との思いで名付けた施設の名称は「Next Gen Bouldering」。隅々までこだわり抜いて、完成させた。昨夏のパ
セ、パ両リーグは16日、「スカパー! サヨナラ賞」の3、4月の受賞者が、セは田村俊介外野手(広島)、パは郡司裕也捕手(日本ハム)に決まったと発表した。ともに初受賞。 田村は4月5日のDeNA戦(マツダスタジアム)で7―7の延長十一回に先頭で代打で出て、プロ初本塁打を打って試合を決めた。郡司は同
【ロサンゼルス時事】米大リーグは16日、各地で行われ、カブスの鈴木はホワイトソックス戦に3番左翼で出場し、2本の二塁打で4打数2安打2打点だった。カブスは13―3で大勝した。 ドジャースの大谷はエンゼルス戦に1番指名打者(DH)で出場し、一回に中前打を放った。
白老白翔中学校の3年生32人は14日、修学旅行で東京都世田谷区の楽天グループ本社を訪れ、「しらおいインバウンド計画」と題した発表を行った。町の観光資源を掘り起こし、外国人旅行者向けの活用策を提案する探究型学習の成果発表で、生徒たちは同社の社員から得た助言を基に、地域振興と観光政策を融合した「次の白老
安平町は、毎月発行する広報紙「広報あびら」で、表紙に使用する写真を町民から募集している。これまでは町の担当者が撮影した写真を載せてきたが、広報が町民により親しまれるよう、初めて公募を企画した。13日時点で6件の作品が寄せられており、広報6月号の表紙や特集面で作品を掲載する。町総務課によると、広報紙
白老萩野小学校(山田耕一校長、105人)で14日、2年生以上を対象に自転車の正しい乗り方を学ぶ青空教室が開かれた。付近では4月に高齢男性の歩行者が死亡する交通事故もあり、横断歩道を渡る際は手を挙げて知らせることも呼び掛けた。児童が実際に自転車に乗り、同校から町道萩野12間通りと国道36号の交差点を
新冠町教委主催「楽しく誰でも速くなれる! 北風沙織さんの走り方教室」がこのほど、2日間にわたって町民グラウンドなどで開かれた。4年連続の開催で、町内の小中学生が日本記録保持者から速く走れるようになる方法を学んだ。日本トップレベルの講師から「走り方の基本」を楽しく学び、体力水準を向上させることが目的
航空自衛隊の練習機「T4」が愛知県犬山市の入鹿池に墜落した事故で、防衛省は16日、不明となっている搭乗員と思われる体の一部を現場付近で発見し、空自小牧基地(愛知県小牧市)に収容したと発表した。激しく損傷しているといい、同省は身元の確認を急ぐ。 中谷元防衛相が臨時記者会見で明らかにした。自衛隊は
日本のジャズ歌手の草分けとして知られるマーサ三宅(まーさ・みやけ、本名三宅光子=みやけ・みつこ)さんが14日、死去した。92歳だった。中国東北部(旧満州)出身。1953年に日本音楽学校卒業後、プロのジャズ歌手に。55年にレコードデビューした。東京都内で「マーサ三宅ヴォーカルハウス」を開校し、歌手の
外務省が大使館など在外公館に勤務する「公邸料理人」の待遇改善に乗り出した。近年の人材難を踏まえ、報酬を従来のおおむね1・5倍に増額。大使ら公館長と私的に雇用契約を結ぶ「古めかしい」形態を改め、働きやすさを優先して住居にも配慮する。こうした内容を盛り込んだ新たな制度の下で7月に募集を始め、来年1月か
政府の個人情報保護委員会(個情委)は16日、氏名や住所などの個人情報を特殊詐欺グループに提供していたとして、いわゆる「名簿屋」を営む有限会社ビジネスプランニング(東京都中野区)に対し、個人情報保護法に基づく初の緊急命令を出した。違法な個人情報の提供を直ちに中止し、再発防止に向けた体制を整備するよう