苫小牧のニュース

道の駅ウトナイ湖で写真展

(2010年 3/19)

写真と北川さん

 苫小牧市の道の駅ウトナイ湖で、映像作家北川陽稔さん(31)=札幌市=の写真展「Two Sanctuaries」が開かれている。「ひとつの原野の自然に、わたしたちの営みが紙一重で向き合っている」をテーマに、苫小牧市植苗、美沢、勇払の自然と工業地帯の風景を切り取った63点を展示している。26日まで。

 2008年に撮影した作品。夏から秋にかけてのラムサール条約登録湿地周辺の自然を、6ブロックに分かれて並んでいる。石油備蓄基地や航空機など「人間の営み」も交え、美しい色彩でとらえられている。

 北川さんは20代を東京で過ごし、29歳で札幌に戻った。飛行機から見えた空港周辺に広がるウトナイ湖の風景に魅せられた、という。ウトナイ湖周辺を、「自然と人間、人間同士におけるリアリティーの回復と対話の可能性を模索するための場所」とし、「(道路)1本奥に入るとミズバショウの群生などの自然に出合会える。すぐ近くに国道36号のものすごい車の動き。飛行機も飛んでいく。良い、悪いではなく、そのコントラストがいろいろと考えさせてくれる」ともしている。