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【白老】アイヌ語地名マップが完成
(2010年 3/19)
完成したアイヌ語地名マップ |
白老観光協会(小西秀延会長)が「白老アイヌ語地名マップ」を作った。町内の山や川など36カ所の地名の由来を紹介し、現地の写真も載せている。その場所がアイヌの人々にとってどのような役割を果たしたか、も分かる貴重な資料だ。観光協会は、小中学校のふるさと学習や観光PRに役立てたい、としている。
A4判カラー、6ページ。町内を「虎杖浜」「竹浦・北吉原・萩野」「石山・白老・社台」の3地域に分け、見開きの地図付きで地名を解説している。
虎杖浜に、アフンルパロという地名がある。「あの世への入り口」という意味だ。ヤウンクットマリは「地元の人の船着場」、オソロコッはアイヌ語で「神様が尻もちをついた跡」。これら13地名を収録している。解説によると、アフンルパロは登別漁港東側に位置する岩穴で、コンブ拾いをしていた老人が死んだはずの妻を見掛け、声を掛けようとしたら洞穴へ逃げたので、この穴が天国への入り口と分かった、という言い伝えがある。
国の「地方の元気再生事業」に認められ、昨年9月から取り掛かった。元アイヌ民族博物館館長の中村齋さん、苫小牧駒沢大の岡田路明教授、白老観光協会、仙台藩白老元陣屋資料館、白老町などが検討委員会をつくり、現地調査や編集作業を行ってきた。
3万部を発行した。小中学校に配布する。町内のホテルや観光施設、役場、コミュニティーセンターなどの各種公共施設などでも入手できる。


